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コレクション-その1


夜になり人気のない路地裏を歩いている男がいる.周囲を気にするような様子で目的の建物に入っていく.

建物はどうやら教会のようであり,中の礼拝堂にはシスターが祈りをささげている.


「…ネイト?」
気配を感じたシスターは振り返り入ってきた男に声をかける.
「……」
ネイトと呼ばれた男はシスターを無視するようにベンチに腰掛ける.

シスターは不安そうな顔でネイトを見るが,ネイトは息を整えると小さく呟いた.
「俺がいない間に何かあったか?」
「小さい女の子を預かったの,頼れる大人が居ないみたいで…」

この街には孤児が多く,身寄りのない子供は教会などに引き取られる.この教会も小さいながらも孤児院である.
街にはマフィア組織が根付いており,マフィア間の抗争により街に住む住民は日々おびえながらも暮らしている.

「今日も仕事だったの?」
「ああ…」
不安そうな声をあげるシスターを心配させまいとネイトは落ち着いた声で返事をする.
「サーシャ,お前はガキの相手をしてればいいんだよ」

ネイトはそう言うと懐から袋を取り出しサーシャに渡す.
「ごめんね…ネイト」
「俺たちが育った場所を守ってるんだ」

サーシャが受け取ったのを確認するとネイトは立ち上がり礼拝堂を出ていく.
古びた木製の扉は音を立ててネイトは路地裏へ出ていった.


家に戻ったネイトは服を脱ぐと仕事で負った傷を確認する.マフィアに所属するネイトは今日,敵対組織の幹部を殺害する任務を組織から言い渡されており,ネイトの身体にはその時できた傷がある.
幹部の周りには護衛がいたがネイトはなんとか幹部を銃殺し身を隠しながら戻ってきた.
「…噂の護衛は居なかったな」
ネイトは仕事の内容を思い出し呟く.敵の組織には誰にも気づかれることなく殺害を行う殺し屋がおり,幹部の護衛として配置されてると事前に聞いていたがその様な人物は居らずネイトは死ぬことなく家に戻ってきている.

ネイトは傷の手当てを終えるとシャワーを浴びベットに寝転ぶ.
ネイトの年齢も成人間近である.このような仕事をしているため女などできない,ネイトが考えるのは幼馴染のサーシャの事である.

ネイトとサーシャは教会の孤児院で育った孤児である.両親を抗争で亡くした二人は保護され育ち.サーシャは教会のシスターとしてネイトはマフィアに入り金を稼ぐ生活を送っている.
鉄砲玉として危険な事をするネイトを心配するサーシャである.二人の両親を殺したのは敵マフィアである.サーシャの両親の敵討ちを終えるまではネイトはサーシャへの気持ちを打ち明けることはない.

ネイトは仕事で高ぶった気持ちを収める様にサーシャを思い気を静めていった.




教会に住むサーシャは今日も子供たちと生活を送っていた.
昨日の夜のネイトの様子が気になったが,サーシャは目の前の少女へと意識を戻すと笑顔を浮かべ声をかける.

「お姉ちゃんと一緒に遊ぼうか」
「……」
少女は警戒しているのか視線だけをサーシャへ向ける.小柄な身体は傷がいくつか入っており,先日の抗争で心に傷を負ったのだろう.

「うーん…ねぇお名前は?」
「……ジェシカ」

少女―ジェシカはポツリと呟くとサーシャから離れ部屋の隅っこでサーシャを見ている.

その様子を見たサーシャは昔のネイトを思い出していた.
ネイトも昔は近づく大人を警戒していた.そのネイトも段々とシスターに懐いていきサーシャと共に教会で過ごした.

サーシャは微笑むと子供たちを集め教会に伝わる話を語っていく.
ジェシカもその話を聞いており,段々と子供たちの輪に加わっていった.

話が終わると子供たちと共に昼食を作り神に祈りを捧げて食べる.
日々の生活を支える収入は教会のお布施などもあるが,この孤児院を旅立っていった子供たちから送られるお金などが主であり,なんとか孤児院の運営を行っていた.


夜になり夕食を終えたサーシャは子供を寝かせると礼拝堂で祈りを捧げる.
日々の無事を祈りつつ,ネイトの無事を祈る.
「…ネイト」
ポツリと出たサーシャの言葉は礼拝堂の隅から聞こえた物音に遮られた.

「…誰?」
サーシャは音のした方向に向き目を凝らす.礼拝堂は薄暗いがぼんやりと人の姿が見える.

「ジェシカちゃん?」
人影の正体はジェシカであり,ジェシカは隠れる様にサーシャを見ていたようだ.
「………」

黙り込むジェシカにサーシャは微笑むとジェシカに近づく.
「どうしたの?眠れない?」
ジェシカは何かを考える様に頷くとサーシャの手を引っぱる.昼間にはなかったジェシカからの意思表示でありサーシャはジェシカが少しでも心を打ち明けてくれたことを嬉しく思う.

サーシャとジェシカは手を繋ぎ廊下を歩く,少し暗いが窓から入ってくる月明かりを頼りに子供たちの寝室へと向かっていく.
「…トイレ」
ポツリと呟いたジェシカの言葉を聞いたサーシャは方向を確かめるためジェシカから目を離し周囲を見る.

「…え?」
そんなサーシャの首元にチクリと痛みが走るとサーシャは急な眠気に襲われた.
倒れそうになるサーシャを小柄なジェシカは自分より大きいサーシャを抱えて廊下を歩いていく.サーシャの部屋の前に着くとジェシカはサーシャを抱えたまま中に入っていく.

部屋の中の明かりを灯しサーシャをベットに寝かせたジェシカは少女の見た目に合わないため息をつき首元を鳴らす.

「やれやれ」
そう呟いたジェシカは服を脱ぎ裸になる.まだ成長を迎えていない彼女の身体は傷が入っており抗争に巻き込まれたことが分かる.
そんなジェシカの身体はゆっくりと大きくなっていき,数分後には全体的にがっしりとした身体付きであり筋肉の着いた成人男性の姿がそこにはあった.

男はにやりと笑うとベットに近づきサーシャの頬を撫でる.男はサーシャの服を脱がしとっていく.修道服の下からはスレンダーな身体が露わとなり,少し傷の入っているが綺麗な肌が見える.
男はサーシャの裸を撫で何かを確かめる様に全身を確認する.淡々とサーシャの身体を確認し終えた男はサーシャから手を放し自分の顔を撫でる.その瞬間男性の顔は丸みを帯び整ったサーシャの顔に変わり,身体を撫でていくと筋肉の着いた身体からサーシャと同じスレンダーな身体へと変わる.

数分後,ベットの傍にはサーシャと同じ姿になった男の姿があった.二人の裸になったサーシャが居る光景を見る人物は居らず,偽物のサーシャは本物から脱がした修道服を着る.
「ふふふ…ぴったりだな」
偽物の口からはサーシャの鈴を転がした声が出てくる.背中にかかる髪の毛を鬱陶しそうにするサーシャはベットで寝ているサーシャに近づくと顔を覗き込む.

「さて,彼氏さんの事を教えてもらうぞ」
サーシャは本物とキスを交わす.同じ顔をした女性がキスをしている様子は神秘的である.

「んっ………」
長い事キスをしていたサーシャはゆっくりと唇を離し顔を上げる.目は閉じられており何かを思い出しているようだ.

「……そう,彼の名前はネイトなのね…」
サーシャはにやりと笑うと記憶を次々と思い出していく.
「私ったらネイトの事が好きなのね…くくく」

「私には悪いけど,あなたはちょっとどこかに行っててもらうね」
サーシャは悪戯顔を浮かべ本物を縛り部屋の中にあるクローゼットへと押し込んでいく.薬は強力であるため起きることはないだろう.

サーシャは身だしなみを整え部屋を出ていく.廊下を歩く姿は普段通りでありこのサーシャを偽物だと分かる人間はいないだろう.

礼拝堂に戻り,いつもどおり神に祈りを捧げる.目を瞑り祈る姿は清楚であるがサーシャの脳内はこれからの事を考え,心の中では笑いを堪えるのに必死であった.

そんな礼拝堂に入ってくる人物がいた.
「サーシャ?」
「……ネイト?今晩も来てくれたの?」

ネイトは礼拝堂に入りベンチに腰掛ける.この教会は抗争に巻き込まれていないためネイトは気持ちゆったりとしているようだ.
そんなネイトの様子を見たサーシャはくすりと笑うとネイトの傍へ歩いていく.
「今日もお仕事だったの?」
「…いや,今日は仕事はなかった.」
ネイトの隣に座るサーシャ.ネイトには隣から香ってくるサーシャの甘い匂いが感じられる.

「ねぇネイト.そろそろ危険な仕事は辞めない?」
サーシャは緊張した声でネイトに問いかける.
「…駄目だ.俺達の両親を殺した奴を殺すまでは辞めない」
ネイトのはっきりと告げた言葉にサーシャは悲しそうな顔で俯く.

そのまま言葉もなく並んで座る二人だった.ネイトは両親を殺した殺し屋の事を思い出す.幼い二人は家族ぐるみの付き合いがあり,一緒に居たところを抗争に巻き込まれた.倒れる両親の傍に居た男の顔を忘れることはない.

敵討ちを終えた時こそサーシャと一緒に……ネイトは目を瞑る.

そんなネイトの様子を見たサーシャは一瞬にやりと笑うと不安そうな顔になりネイトにもたれかかる.

「私ね…ネイトがマフィアに入るって言ったとき…不安だったの」
「……」
「いつネイトが危険な目にあうか……だって私…ネイトのこと…」

サーシャの声は不安そうな声から段々と涙交じりになっていく.それを聞いたネイトはサーシャを肩に手を回し抱きしめる.
「サーシャ…」
「ネイト…」

サーシャはそのままネイトの抱き着いていく.
「サーシャ,敵討ちもできていない俺よりもっと相応しい奴がいるだろ…」
「ううん…私はネイトが居ればいいの…」

その言葉をきっかけに二人は口付けを交わす.初々しい二人は確かめる様にキスを続ける.
どれくらい経ったか分からないほどキスをしていた二人だったが唇を離すとネイトはサーシャの修道服に手を伸ばす.

「…私の部屋にいかない?」
甘く囁いたサーシャの言葉に従う様にネイトはサーシャを抱き上げサーシャの部屋へと向かっていく.

抱きついてくるサーシャの柔らかさを感じているネイトだったが,サーシャが一瞬浮かべたにやけ顔に気付かなかった.


部屋に着きベットの上にサーシャを下す.そのまま服を脱いだネイトはベットに乗りサーシャの修道服をゆっくりと脱がしていく.ほんのりと灯る明かりに照らされたサーシャの肌は綺麗に見えネイトの手が止まる.

「ネイト…」
そんなネイトに甘く囁き服を脱ぐサーシャ.お互いに裸になった二人はベットの上で身体を重ねた.

「んっ…あっああ…」
ネイトのモノを受け入れたサーシャのアソコは熱くモノを締め付ける.
「ぐっ…」

息を荒げる二人だが,時折サーシャの眼は身体の上で腰を振るネイトを見下した様な光を帯びる.しかし,ネイトは気づくことなく段々とモノは限界を迎えようとする.

「あっ…ネ,ネイト!…出してぇ!」
「う,うぉおお!」
甘く耳元で囁くサーシャの声にネイトは腰を打ち付ける.
その瞬間モノは律動しネイトの脳内は快感に染まる.それと同時にネイトの首筋に痛みがはしる.

「!?」
「くくく…」
驚愕を浮かべるネイトを嘲笑うサーシャは身体が麻痺しているネイトを押しのけベットの傍に立ち上がる.

「やっぱり,女の快感ってのはいいもんだ…あら?ネイトったら驚いた顔しちゃって.見てよ私のアソコ…ネイトの精液が溢れてくるわ」

サーシャは股間を弄りつつネイトを見下ろす.ネイトには何がなんだか分からず,幼馴染のサーシャが自分を売ったなど考えられない.

「ふふふ.分からないようだから教えておくね……先日のマフィア幹部襲撃の仕事あったじゃない.今までは俺が任されるような存在じゃなかったが,幹部をやったことで俺に話が回ってきたんだよ.」
サーシャは段々と荒い口調になっていく.それでも納得がいっていないネイトを見たサーシャはにやりと笑うと顔に手を当てる.
手を当てた部分から元の男の姿へと戻っていく.

「?!」
「誰にも気づかれずに対象を殺す殺し屋の正体は俺だってことだ.そりゃあ他人に成り済まして暗殺すればバレることなんてないしな」
男は驚愕の表情を浮かべるネイトから離れて隠しておいた鞄から煙草を取り出し火を点ける.

「お前の前のターゲットなんて愛している娘に撃たれて死んだからな.あの時は気持ち良かったぜ.娘の姿で近づけば油断しやがる…まあ,お前もこの娘には甘かったようだが」
男はにやりと笑うと顔に手を当てサーシャの姿へと変わる.

「…ゴホッ…この身体には強すぎたか」
サーシャは咥えていた煙草を消すと鞄を持ってベットに近づく.

「どうするつもりだ…とでも聞きたそうな顔してるから教えてやるよ.ネイトはね…私に撃たれて死ぬの.良かったわねネイト,最後に私に見送られて死ねるなんて…」
サーシャの顔でにやりと笑うと,鞄から銃を取り出す.サイレンサーの付いた銃は気づかれることなくネイトを殺すことができるだろう.

「このまま殺しても良いのだけど…」
サーシャは何かを思いついた様に笑顔を浮かべるとネイトの上に跨った.

「…前から言えなかったのだけど,私ネイトの事が好きだったの…小さいころから私を守ろうと一生懸命なネイト.ねぇ覚えてる?私たちが小さいころ,この教会で結婚式の真似事したじゃない…私本気だったの」
そう過去を思い出し気持ちを打ち明けるサーシャ.それを聞いているネイトは黙って聞いている.

「だからね…そんなに好きなネイトのために最期まで楽しませてあげるね」
サーシャは笑うと自分の胸へと手を当てる.

「んっ…私ったらこの胸が気になってたみたい…ネイトったら大きい胸が好きじゃない?私気づいてたんだからね」
小ぶりな胸を撫でまわすサーシャ,段々と撫でている個所から胸が大きくなっていく.

「ふふふ…どう?これでネイトも満足できるね」
サーシャはにやりと笑うと,ネイトのモノに手を当てる.

「注射した薬は身体は動けなくなるけどモノは元気になるからね…えい!」
サーシャはモノを扱き少し勃起したところで大きくなった胸で挟む.

「どう?パイズリ気持ちいいでしょ.私がパイズリするのネイトが初めてなんだからね」
ネイトの顔を見るまでもなくサーシャはパイズリを続ける,モノは激しく鼓動している.
サーシャはその様子を見るとより激しく胸を動かしモノを攻め立てる.
少しするとモノは激しく律動し精液を吐き出した.精液はサーシャの胸を白く染め,顔の方にも少し散ったようだ.

「ふふふ…ネイトったら顔に付いちゃったじゃない.」
サーシャは顔に付いた精液を指で掬い舐めとる.その後モノを扱き上げ勃起状態へと戻す.

「最期は私の中で果てさせてあげる」
モノをワレ目へと当てネイトの顔を見つめる.
「サ…-シャ…」
薬の効果が少し薄れたのか声を出すネイト.その様子を見たサーシャはネイトの口を塞ぐようにキスをし同時に腰を下ろす.

「んっ…」
「ぐっ…」
唇を重ねた二人からはくぐもった喘ぎ声が漏れる.上に跨ったサーシャは激しく腰を動かしモノを締め付ける.ネイトの胸板にはサーシャの豊かな胸が当たっている.
全身を責め上げられたネイトは気が狂いそうになる快感に溺れ.目の前にいるサーシャの正体について考えられなくなってきた.

「あっ…ああっ!出していいよ…ネイト」
「サ……サーシャ…」

サーシャの膣がモノを締め付けモノは激しく律動し,膣も同時に痙攣をおこした.
二人は抱きしめ合い同時に絶頂を迎えた.

「じゃあね,ネイト」
サーシャは息を整え銃をネイトに向ける.ネイトは混濁した意識の中サーシャの顔を見上げ,彼女の笑顔を最期に見た.


「ふぅ…あんたには悪いがこれも仕事だったんでね」
サーシャは息を引き取ったネイトのモノを膣から抜き取りベットから立ち上がる.
ワレ目からはネイトの精液が出ており,彼女の太ももを流れていく.

サーシャはクローゼットに近づくと本物のサーシャを引きずり出し床に寝かせる.
サーシャが起きた時にはネイトの死体がベットの上にあり訳が分からないだろう.
偽物のサーシャは適当な布で精液をふき取ると,クローゼットから適当な服を取り出す.

「この姿のままだと怪しまれるかもしれんしな.この前の娘の姿なら体格も変わらんだろう」
サーシャは呟くと顔に手を当てる.手を当てたところから別人の女性へと姿を変えていき服を着こんでいく.

「これでよし…サーシャさんには悪いですけど彼が私の組織に手を出したのが悪いのですよ」
彼女はサーシャに呟くように囁くと鞄を持ち部屋から出ていく.

教会を出た彼女は痕跡を消す様に次々と姿を変え教会から離れていく.
どの姿も美少女か美女の姿であり,過去の仕事で盗んだ姿である.



数日後,ネイトの葬式を迎えた教会.教会の中では泣きはらしたサーシャの姿があった.
「ネイト…どうして…」

そんなサーシャの姿を遠目に見ている女性が居た.サーシャには見覚えのない女性である.
女性は献花を行うとサーシャを慰める言葉をかけ教会を去っていく.

教会から離れた女性はにやりと笑い顔に手を当てる.次の瞬間女性の顔はサーシャの顔へと変わっていた.

「さて…次は誰になるかな」
サーシャになった男は路地裏へと消えていった.

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コメント

非公開コメント

No title

コレクションの方と繋がってたんですね
(コレクション先に読んだ)

No title

>柊菜緒 様
続き物であることが非常に分かりにくいタイトルで申し訳ありませんでした.
続編などは統一することに致します.
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