グラブル雑文

キャラ崩壊ありますのでシャノワール好きな人は注意してください.



「ふふふ,私の障害となりうる者にはほんの少しの間,眠っていてもらわなければね」

物置に睡眠ガスで眠らせたテレーズを運びこんだシャノワールは床にテレーズを下ろすと扉に鍵をかけた.

扉を閉めた物置の中は薄暗くどこか埃っぽく感じられ,この物置が頻繁に使われない物だと分かる.
そんな物置の存在を下調べしていたシャノワールは計画通りに眠らせたテレーズをここへ連れてきたのである.

「さて,あの名探偵も首を長くして私の登場を待っているだろう…」

小さく呟いたシャノワールは物置に隠していた箱を取り出すと中に閉まってあった物をてきぱきと並べ始める.

取り出された物は複雑な機械の物や先ほども使った薬などが多い.しかし,最後に箱から取り出された物はそれまでと違い,肌色のゴム質のタイツに衣装と化粧道具とまるで場にそぐわない物が並べられた.

「名探偵に私の変装技術を見せつけるために…テレーズ君には眠っててもらうよ」

にやっと笑ったシャノワールは物置にあった姿見の前に立つとてきぱきと服を脱いでいった.

怪盗シャノワールとしての衣装を脱いでいくとそこにはヒューマンの青年が裸で立っている.
すらりとした体系だが適度に筋肉が付いている…そんな自分の身体を眺めたシャノワールは先ほど箱から取り出した肌色のタイツを手に取る.
しっとりとした肌触りのそれは全身を包めるサイズのタイツのようである.
シャノワールは背中の部分にある切れ目を大きく広げ,足からタイツを着込んでいく.
彼の体格より小さいタイツはゴムの様に柔軟に伸び,彼の身体はすんなりと中に納まっていく.

全身をタイツの中に収めると姿見を頼りに微調整を繰り返していく.調整をするたびにタイツは馴染んでいき,シャノワールの姿を変えていく.

「ふふふ,これで完了だ」

姿見の前に立っているシャノワールの視界には鏡に映る自分の姿…裸の女性の姿を確認する.

豊かな胸をマッサージするようにぐにぐにと揉み感触を確認する.柔らかく弾力のある胸は手の動きに合わせて自然と形を変え,指の間からは綺麗な色合いをした乳首が見える.

「ふむ…こちらはどうかな」

胸から手を放し,今度は下──股間にあるワレ目に指を当て感触を確認する.
例えこの姿でセックスをすることになり男のモノを挿入しても違和感を感じる事のなく出来栄えだった.

「ふふふ,どうかなテレーズ君?…と言っても寝ている君に聞いても意味はないかな」

横たわっているテレーズを前屈みになり見下ろすシャノワールは自身の物となった胸が揺れる感覚に笑みが零れた.
自身の変装技術…性別,種族,体格すらも変える事のできるこの皮の完成度を改めて実感したシャノワールは前屈みになったことで胸の重みで引っ張られる皮膚の感覚を楽しむ.

「これからこの艇の中を歩き回るのに相応しい衣装だが・・・ふふふ,カジノと言ったらこの衣装か」

箱から取り出されたのは本物のテレーズが着ている衣装──ジュエルリゾートで使用されているバニースーツだった.
自分の変装を見せつけるのにこの胸元などを強調するこの服を選んだのは自身の変装技術に対する自信の表れでもあるのだろうか.

ジュエルリゾートの従業員に化けジュエルリゾートの主であるクリスからの命令であるとテレーズにバニーガールの服装をするように伝えたのはこのためである.

黒いストッキングを手に取りすべすべとした脚を覆っていく,そのまま股間部まで持ち上げていくとテレーズと変わらない秘部が覆い隠され,少しだけキュッと股間に食い込んでいく.

「ふふふ,下着も着けずにストッキングを履くのはやりすぎだったかな…?あの名探偵は目の前のバニーガールが下着も着けずに股間にストッキングを食い込ませていると推理できるかな」

姿見に映るストッキングをぐいぐいと股間に食い込ませるテレーズの姿に小さく笑うとそのまま残りの衣装を着込んでいく.

数分後,物置の中には二人のバニーガールの姿があった.どちらも同じ容姿をした女性である.

「さて,これで準備は終了だ.テレーズ君には悪いが私の名を騙る偽者を探るために姿を借りる──新人バニーのテレーズを,よろしくお願いします!…くくく」

準備を終えると姿見の前で本物のテレーズの様にふるまう.はにかみで赤く染まる顔と恥じらいの仕草で胸元に手を当てる仕草を見てこのテレーズが偽者で…性別の違う人物であると気付けるだろうか.

満足げに頷いたテレーズは身体を翻し物置の扉へを開ける.青い長い髪はふわりと舞い,バニースーツで強調された胸の谷間を見下ろす.

「ふふ,このトリックを探偵は見破れるかな」

物置を出て廊下をジュエルリゾートの中を歩くテレーズはバニーガールとしてふるまっていた.

「ちょっとそこの君!」
「はい,どうかなさいましたか?」

呼び止められたテレーズは笑顔で対応をする.もしテレーズを知る人物が彼女を見たなら彼女が恥じらうことなく男性客の対応をしている事に違和感を覚えるだろう.

勿論周囲に他の従業員が居ない事を把握しているテレーズは恥じらうことなく,むしろ自身の寄せ上げられた胸,衣装が食い込み気味になっている股間部を見せつける様に接客を行っている.
そんなテレーズの事をじろじろと見た男性客はテレーズの耳元に顔を近づける.

「どう?これから俺と過ごさない?君のことを満足させれる自信あるんだけどさぁ」
「ふふ,仕事があるのでお相手はできませんけど…見るだけならいいですよ」

男の誘いをそっと断ったテレーズは周囲から見られない事を確認するとそっと胸を覆うカップをずらし,ニプレスを貼った胸を男に見せつける.

「どうですか?私の胸・・・?あなたも見たかったんでしょう?」
「おお,サービスがいいねぇ」

男の手を取り露わになった胸に当てさせると男のさせるがまま胸を弄らせる.
ぐにゅぐにゅと男の手の動きに合わせて形を変える胸に男性客の興奮は高まっていき,その証拠に男のズボンが盛り上がる.

「恥ずかしいですけど・・・こんなに興奮してくれるならもっとサービスしてあげますよ」
「うっ・・・」

手袋を嵌めた手でズボンの上から膨らみを撫でたテレーズは巧みな手の動きで男のモノを刺激していく.

「うっ!…ぐっうう」
「ふふ,ジャックポットぉ♡…もうイっちゃいましたか?」

鮮やかな手付きで刺激されあっという間にイった男の様子ににっこりと笑ったテレーズは露わにしていた胸をカップに収めると股間を抑えている男の耳元に顔を近づける.

「続きは…また今度ですね」
「あっああ…」
「くく,では引き続きジュエルリゾートをお楽しみくださいね」

前屈みになった男を残しテレーズは靴音を鳴らしその場を離れていった.






テレーズの変装を解き,いつもの怪盗姿へと戻ったシャノワールは遠巻きにバロワ達の様子を観察し,バロワの心が折れそうになりバロワを説得するサーヤの言葉を聞いていたが話が脱線しそうになるとバロワ達の前へと姿を現した.

「我が宿命のライバルよ,ライバルという自覚を持ちこの謎を解いてくれたまえ」
「…貴様,それを言うためだけに俺たちの前に現れたのか?」
「ふふ,そこの少年たちの活躍を楽しませてもらっているからね.これはお礼さ」
「な,何!」

バロワの追求を無視して煙幕を張ったシャノワールはバロワ達の前から姿を消しその場を離れた.



「さて,これで名探偵たちは私の偽者を追い詰めてくれるだろう…私の出番はここまでだな」

シャノワールはジュエルリゾートの空き室へと姿を隠す.数分後,シャノワールが隠れていた空き室からはバニーガール──テレーズが出てきた.
当然,本物のテレーズではなく再びテレーズへと変装したシャノワールである.

バロワ達から離れる様に慌しいジュエルリゾート内を移動する.周囲をすれ違う人達はすぐ傍に居るバニーガールが場を騒がしているシャノワールだという事に気が付くこともなく,シャノワールは悠々とジュエルリゾートの入口傍へと来ていた.

「入口は封鎖されている…か.この姿に変装している事は既にバロワ達にバレているな…」

周囲を確認したテレーズは考え込む様に腕組みをする.胸を抱える様な仕草に傍に居る男性客は思わず視線を向けてしまう.

『新しい変装先を探さないといけないな…適当にそこら辺の従業員を…』

「あら?テレーズ…どうしましたの?」
「…フィーエ?」
「ええ,なんだか騒がしいですけど」

そんなテレーズに声をかけてきた女性…テレーズの親友であるレ・フィーエは親友であるテレーズを応援するために華麗なドレスを用意してジュエルリゾートを訪れていたのだった.
事前にテレーズの友好関係などを調べていたシャノワールは目の前の少女がテレーズの親友である事は知っていた.

「ちょっと調子に乗った馬鹿が暴れてるだけよ」
「まぁ…大丈夫ですの?」
「……ここにいると心配だから,ちょっと移動しようフィーエ」

心配させまいと微笑むテレーズの姿に疑う様子の無いフィーエはテレーズの言葉に従いジュエルリゾートにある空き室へと移動していった.


「ふふふ,ちょうどよい所に来てくれたね.フィーエ君の姿を借りさせてもらうよ」

空き室に入ると同時にフィーエを眠らせたシャノワールは部屋にあるベットにフィーエを寝かせるとテレーズの変装を解いていく.

上着にうさ耳,ネクタイを外し,バニースーツを脱いだテレーズは黒のストッキングだけを身に着けた状態になるとベットの上で寝ているフィーエの傍に立つ.

「じゃあフィーエもそのドレスを脱ごうね.大丈夫,親友の私の手で脱がすから安心して…」

もちろん深い眠りに陥っているフィーエから返事は無い.その様子に満足げな笑みを浮かべたテレーズはてきぱきとドレスと下着,身に着けている物を脱がせていく.

「へぇ…私よりフィーエの方がスタイルも良いみたいね.これなら男であるシャノワールが変装しているなんて思う人も居なくなるかも…」

喋りながらも手は止めず,あっという間にフィーエを裸にする.王女であるレ・フィーエの肌はきめ細やかな手入れがされているのだろう染み一つなく白い肌はまるで芸術品のようだ.

「さて,ではさっそくスーツを作らせてもらおう」

いつの間に用意したのか変装道具を手に取ったテレーズはテキパキと液体をフィーエの身体に塗っていく.
その作業中に何も纏っていないテレーズの胸が揺れるがそれを楽しむこともなくシャノワールは素早く作業を進めていく.


数分後,出来上がったフィーエの姿を模したタイツを着込んだシャノワールの姿があった.
きめ細やかな肌質まで完璧にコピーしたタイツとシャノワールの変装技術により本物と寸分たがわない姿へと変装したシャノワールはベットの傍にある鏡で全身を確認する.

「ふふ,フィーエ君…君の姿は怪盗シャノワールが頂いた.脱出するまでの間私の隠れ蓑として姿を使わせていただく」

フィーエの声で寝ているフィーエに喋りかけたシャノワールは先ほど脱がしたドレスを身に着けていく.
自身の身体のサイズに合わせたであろうドレスもフィーエに変装したシャノワールにも当然ぴったりであり,髪飾りと手袋,靴を身に着けると先ほどまで入口に居たフィーエと同じ姿になった.

「これで完璧ですの…テレーズと違ってわたくしは髪が長いですら注意しますのよ」

鏡の前でフィーエらしく振舞うシャノワールはベットの上で寝ている本物に視線を移す.

「わたくしも鬼ではありませんわ.下着までは借りませんから風邪をひかないようにここで寝ているのよ」

下着を本物へ返し,シーツと毛布を被せると部屋に残った証拠を消し空き室から再びジュエルリゾートの廊下へと戻る.

ドレスから煌びやかなストッキングで彩られた脚を伸ばし靴音を鳴らしながら再びジュエルリゾートの入口へと戻ると事件が解決したのだろうか名探偵達の姿がある.

「ふふ,どうやらテレーズ君に変装した私を探している様だが…既にテレーズからわたくしにバトンタッチしましたわ.…くくく」

小さく笑うが,一転してフィーエに成り済まし堂々と入口へと向かう.


入口の傍でシャノワールを探しているのかきょろきょろと周囲を見渡すグランは歩いてくる女性に声をかける.

「すみません,こちらの人物を見かけませんでしたか?」
「いいえ,見ておりませんわ」

声をかけた女性に紙に描いたテレーズやシャノワールの絵を見せるが心当たりのないのか困惑した表情を浮かべている.
どこかのお嬢様なのか上品そうなドレスに煌びやかな装飾を身に着けた女性は頬に手袋に包まれた手を当て悩ましそうな表情を浮かべている.

そんな仕草に思わず目を奪われるグランはまじまじと女性の容姿を見てしまう.
可愛らしくも凛々しくもある顔に胸までしかないドレスを身に纏っているため露わになっているほっそりとした方とちらりと見える腋,グランより背の低い彼女を見下ろす形になるためグランの視界には寄せられた胸が強調される.

「……どうかしましたの?」
「え・・・い,いや!な,なんでもないです!」
「ふふ,変わった御方ね」

自分の身体に見とれていたことに気が付いていない女性はグランの様子に不思議そうに笑うとグランの横を通って出入口へと歩いていく.

「綺麗な人だったなぁ…」
「おおい,グラン.どうしたんだ?」
「な,なんでもない!」

女性の後ろ姿を見つめていたグランはビィの声に我に返り,再び聞き込みを始めた.






小型騎空邸に乗り込みジュエルリゾートから離れたフィーエは,甲板に立ち遠くに見えるジュエルリゾートを眺める.

「グラン…か.女性の胸に視線を向けるのはマイナス評価だが,それだけ私の変装が本物のフィーエ君の魅力を再現できていたと捉えるべきかな.」

顔に手を当てたシャノワールはフィーエの変装を解くとジュエルリゾートで出会った少年の事を思い返す.

「今度は彼の…グラン君の騎空団に忍び込むのも面白そうだ」

くすりと笑ったシャノワールは次の計画を考え始めた.



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Re: No title

ありがとうございます!確認後,対応しました!